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ミスタードラフト小関順二が「菊池雄星」をこう観る

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2019.06.07 11:00 最終更新日:2019.06.07 11:00

ミスタードラフト小関順二が「菊池雄星」をこう観る

 

 春夏の甲子園大会は、ここ20年以上、全試合球場で見ています。そこから多くの選手がプロになって活躍していますが、菊池雄星は高校時代から掛け値なしにすごいピッチャーでした。

 

 低めに伸びるストレートとキレのいいスライダーが武器で、高3夏の甲子園では球速154kmを記録しています。

 

 

 ただ、同時にどうしてこんなにフォームが変わるんだろ? とは思ってましたね。オーバースローになったり、スリークオーターで投げてみたり、フォームが固まらなかったんですよ。

 

 ピッチングが評判になると、ああしたほうがいい、こうしたほうがいいと、口を出す人がいるじゃないですか。かく言う私も何かの雑誌に「力で押すタイプのパワーピッチャーは、体の開きを抑え、角度も生まれる上手で投げるべき」なんて書きましたけど(笑)。

 

 彼はそういう「外野の声」にも耳を貸してしまう性格だったようなんです。もちろん自分のピッチングをもっとよくしたいという向上心ゆえのことですが。

 

 フォームが固まらないわりには、ストレートと変化球の投げ方の区別がつかないという、そのへんの投球センスを持っていましたね。

 

 そして2009年のドラフトで、6球団(西武、楽天、日ハム、阪神、ヤクルト、中日)の1位指名を受けて、西武に入団。怪我と環境の変化で最初は苦しみました。

 

 花巻東は学校の中に「暴力」や「圧力」がないんです。もちろん野球部にも。それがメンタルの繊細な菊池には合っていたのでしょう。昔のPL野球部のようなスパルタ環境の中にいたら、高校でつぶれていたかもしれません。

 

 メンタル的にも西武の9年間で成長した菊池が、「メジャーで通用するか?」というのは愚問だと思いますよ。ストレートはたまに高めに抜けるとスタンドに運ばれますが、低めに決まっていれば安心です。スライダーが多いので、カーブとチェンジアップを増やして配球に工夫をすれば、10勝前後は間違いなくしてくれるでしょう。

 

(FLASHスペシャル 2019年6月25日号)

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