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鈴木保奈美から真木よう子まで……あの有名女優たちの「ベッドシーン」大全(1990〜2000年代編)

バラエティFLASH編集部
記事投稿日:2016.08.29 19:00 最終更新日:2019.09.13 13:00

鈴木保奈美から真木よう子まで……あの有名女優たちの「ベッドシーン」大全(1990〜2000年代編)

写真:AFLO

 

 現在も第一線で活躍する女優たちが次々とベッドシーンに挑んだこの時代。

 

「悲喜こもごもの明暗がある」と明かすのは映画評論家の前田有一氏だ。 「遠山景織子は大成功でした。独特のはかないボディと可憐な濡れ場で、ドラマのイメージが強かった『高校教師』の映画版(1993年)を成功に導き、彼女の評価もうなぎ上りに。

 

 また『さくらん』(2007年)では、菅野美穂は花魁役とは思えないたどたどしい腰の動きを見せてしまった一方で、土屋アンナは騎乗位SEXで腰を前後に動かすという自然な演技で高評価に。濡れ場はふだんの経験値が出てしまうので、シビアなのです。

 

『さよならみどりちゃん』(2004年)でヌードを披露した星野真里は評価の分かれるところ。小さな胸に期待を裏切られた男性ファンもいたようですが、生身で体当たりした女優魂はお見事のひと言!」

 

 1990年代は「多様化、細分化の時代」と評するのは映画評論家の森直人氏。

 

「女性のリアルな性を描くに留まらず、多様な性を表現する時代になりました。たとえば女性同士の恋愛を描いた緒川たまき主演『ナチュラル・ウーマン』(1994年)。相手役の嶋村かおりとともに非常に濃厚な絡みを見せています。性描写の幅が広がった時代でした」

 

『82(ワニ)分署』(1995年)に出演したLiLiCoが語る。

 

「『82分署』が初の濡れ場でした。ベッドシーンがあるために出演料もよく、久しぶりにまともな食事をすることができました。ヌードもありますが、ムダ毛の処理はいつもしていたので、前日は何もせず、当日は自然な演技のため前貼りもしませんでした。

 

 口を使った濡れ場シーンがあるのですが、それ用の器具を新人スタッフさんが毎回アルコール消毒するので、唇が荒れてしまった思い出があります。

 

 私のおすすめベッドシーン映画は、『ラスト、コーション』です。ムラムラしましたよ」

 

【1990年代~2000年代映画史に残る情熱ベッドシーン】

 

●鳥越まり『女帝 春日局』(1990年)

 奉公先の殿様を誘惑する女中役。馬乗りになりトップレス姿に

●斉藤慶子『さわこの恋 上手な噓の恋愛講座』(1990年)

 銀行員と料理人の恋。正常位、側位と体位を変えてヌード披露

●香坂みゆき『獅子王たちの夏』(1991年)

 ヤクザ映画で哀川翔と愛し合う。背後からバストを揉まれ悦楽

●村上里佳子『よるべなき男の仕事・殺し』(1991年)

 殺し屋に指令を与える女性。加藤雅也と水中で裸になって絡む

●余貴美子『ヌードの夜』(1993年)

 殺人を犯した女と、犯人に仕立てられた男の生々しい愛欲の物語

●北原佐和子『極東黒社会』(1993年)

 台湾マフィアの愛人役。近藤真彦に「抱いてよ」とおねだりする

●遠山景織子『高校教師』(1993年)

 教師と生徒の危険な恋。口を塞がれ、制服を脱がされてしまう

●高岡早紀『忠臣蔵外伝 四谷怪談』(1994年)

 湯女の巨乳が佐藤浩市に弄ばれる。強引に迫られる姿も官能的

●川上麻衣子『天使のはらわた 赤い閃光』(1994年)

 女性同士で。最初は優しく、しだいに激しく、果てるまで描写

●緒川たまき『ナチュラル・ウーマン』(1994年)

 嶋村かおりと絡む。「セックスはSMに似ている」という名台詞が

●名取裕子『マークスの山』(1995年)

 騎乗位の体勢で、萩原聖人に下からおっぱいを揉みしだかれる

●江角マキコ『幻の光』(1995年)

 すらっと伸びた手脚が美しい。アパートで下着姿になり男に迫る

●南果歩『不機嫌な果実』(1997年)

 過激な不倫描写で成人指定に。乳首を吸われ恍惚の表情を見せる

●川島なお美『鍵』(1997年)

 寝ているうちに年の離れた夫(柄本明)にヌード写真を撮られ……

●清水美沙『うなぎ』(1997年)

 妻を殺した男と自殺未遂の女の恋。大開脚して性交するシーンも

●立河宜子『バブルと寝た女たち』(1998年)

 バブル期の銀座のホステス役。濡れ場では騎乗位で息を荒らげる

●宮本真希『おもちゃ』(1999年)

 京都の花街が舞台。着物を少しずつ脱いで女性の初めてを捧げる

●小島聖『完全なる飼育』(1999年)

 誘拐・監禁を通して愛が生まれる。竹中直人との妖艶な濡れ場が

●鈴木保奈美『いちげんさん』(1999年)

 スイス人留学生と盲目の女性の恋。今作で初めてヌードを披露

●裕木奈江『おしまいの日。』(2000年)

 仕事のしすぎで精神を病んだ夫(高橋和也)と全裸で激しく愛し合う

●井上晴美『フリーズ・ミー』(2000年)

 3人の男を殺害し冷凍する女。1億円の保険をかけた爆乳が見事

●市川実和子『コンセント』(2001年)

 Tシャツをめくり「舐めて」と懇願。そして、男の乳首を舐める

●荻野目慶子『完全なる飼育 女理髪師の恋』(2003年)

 監禁、飼育されるうちに愛が芽生える。対面座位で切なく喘ぐ

●池脇千鶴『ジョゼと虎と魚たち』(2003年)

 舌を入れたキスのあとに「ええよ、しても」でベッドシーンへ……

●吉本多香美『TOKYO NOIR』(2004年)

 風俗嬢の顔を持つOLが、乳首を隆起させてSEXで感じまくる

●星野真里『さよならみどりちゃん』(2004年)

 西島秀俊との濡れ場で、小さいが形の整ったバストをお披露目

●真木よう子『ベロニカは死ぬことにした』(2005年)

 ピアノの前で、自慰をする。推定Gカップの乳房がブルッブル!

●京野ことみ『TAKESHIS'』(2005年)

 下着姿で北野武を誘う。正常位になると白い乳房があらわに……

●寺島しのぶ『愛の流刑地』(2006年)

 中年作家と人妻の究極の愛を描く。初めての絶頂を知る女を熱演

●黒谷友香『TANNKA 短歌』(2006年)

 二股交際で揺れ動く女心を描いた。ぷっくり乳首がどアップに

●永作博美『人のセックスを笑うな』(2007年)

 19歳の男と39歳の女の純愛。60秒を超える長尺濃厚キスがある

●土屋アンナ『さくらん』(2007年)

 吉原を舞台にした遊女の悲恋を描く。絢爛な衣装で激しい騎乗位

 

(週刊FLASH 2016年8月9日号)

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