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ボディビル界のレジェンド急逝…パーソナルジム全盛の「筋トレブーム」に医師が警鐘「週130分を超えると健康を損ねる」

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2024.08.23 18:20 最終更新日:2024.08.23 18:57

ボディビル界のレジェンド急逝…パーソナルジム全盛の「筋トレブーム」に医師が警鐘「週130分を超えると健康を損ねる」

亡くなったボディビルダーの北井さん(本人のInstagramより)

 

 8月20日、世界的に活躍したボディビルダー北井大五氏の突然の死去が報じられ、業界に衝撃が走った。

 

「北井さんは、ボディビル連盟『WBPF JAPAN』で代表を務め、2019年には『ABBFアジア選手権』と『WBPF 世界選手権』でともに3位に。そして今年8月には『FWJ North Japan Championships 2024』で優勝を果たしました。1月に自身のInstagramで体調を崩したと発表していましたが、その後は無事復帰。8月11日の“最後の投稿”では筋トレグッズの写真をアップするなど、元気そうでした。

 

 実際、北井さんのパートナーであるフィットネスモデルのREIKAさんは、亡くなる数時間前に一緒に外出し、最期は会って看取れたと明かしています。あまりにも早く、あまりにも惜しい“突然死”です。業界の人間はみな一様にショックを受けています」(ボディビル業界関係者)

 

 

 ボディビルダーの急逝は過去にも、東大卒の異色の経歴とストイックさで有名なマッスル北村氏が低血糖からの合併症で心不全をひき起こして亡くなった例がある。自身もトレーニングをおこなう五良会クリニック白金高輪理事長・五藤良将医師は空前の“筋トレブーム”に警鐘を鳴らす。

 

「極端な筋肥大を目指すトレーニングは、必ずしも健康的とは言えません。健康的な運動のあり方について、今一度考え直す必要があるのではないでしょうか」

 

 もちろん運動自体が健康に資することは事実。ただし、運動も度を超すと害に転化する危険性がある。

 

「筋トレは心血管疾患、がん、糖尿病のリスクを低減し、全体的な死亡リスクを減少させることが科学的に証明されています。具体的には、週に30分〜60分の筋トレをおこなうと、これらの疾患に対する保護効果が顕著に現れ、健康の維持に寄与します。

 

 しかし、週に130分〜140分を超えると、その効果が逆転し、心血管疾患やがんのリスクが増加することが研究によって示されているのです」(五藤医師)

 

 近年は高価なパーソナルジムに通う人が増え、SNSにはトレーニング風景の投稿が溢れている。筋トレが身近になっているからこそ、健康的に体を鍛える方法を知るべきだと五島医師は強調する。

 

「過度な筋トレは心臓に負荷をかけ、心血管疾患のリスクを高める可能性があります。また、筋トレによる過剰な身体的ストレスは体の免疫システムに悪影響を及ぼし、がんリスクを高める可能性があると考えられています。筋肉や関節への負担も怪我のリスクを高め、日常生活の支障になり得ます」

 

 また、筋トレに励む人の多くは、効率的な筋肥大を目指してプロテインを愛用するようになるが、これにも危険が潜んでいる。

 

「タンパク質を摂りすぎると腎臓への負担が増大し、知らず知らずのうちに腎機能を悪化させる可能性があります。腎臓は体内の老廃物や余分な水分、毒素を排泄する重要な役割を果たしており、その機能が低下すると尿毒症などの重篤な健康問題を引き起こす可能性があります」(同前)

 

 ごく一部のボディビルダーや筋トレ愛好家の中には、筋肉増強作用のある「アナボリックステロイド」に手を出す人がいるが、これはスポーツの現場では禁止薬物だ。

 

「そもそもアナボリックステロイド自体、医学的に推奨されていません。ステロイドは、心臓病や肝臓障害のリスクを増大させるだけでなく、性機能障害や精神的健康問題を引き起こす可能性があります。さらに、糖尿病、脂質異常症、動脈硬化などの心血管疾患のリスクも増大させます。不適切なステロイド使用はホルモンバランスの深刻な乱れを誘発し、長期的な健康問題につながることも多いです」(同前)

 

 何事も過ぎたるは及ばざるが如しということだ。

( SmartFLASH )

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