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統一教会問題で辞任の山際大志郎前大臣「被害者救済法案」可決に“一人だけムスッと無拍手”のぼっち抵抗【写真あり】

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.12.11 06:00 最終更新日:2022.12.11 06:00

統一教会問題で辞任の山際大志郎前大臣「被害者救済法案」可決に“一人だけムスッと無拍手”のぼっち抵抗【写真あり】

12月8日、衆議院本会議で「救済法案」が採決された際の山際前大臣(写真・長谷川 新)

 

「本当に奇跡に近い内容だと思います」

 

 12月8日、涙ながらにそう語ったのは、統一教会の元2世信者の小川さゆりさん(仮名)だ。

 

 この日、統一教会の被害者救済法案が、衆議院本会議で可決したことを受け、会見で冒頭のようにコメントした。

 

 

 与野党の協力で、審議開始から3日でのスピード可決。異例ずくめの法案通過に皆が起立して拍手をするなかで、一人様子の違う議員が――。

 

「ムスッとした表情で、拍手をしなかったのが山際大志郎議員。10月末に経済再生担当大臣を辞任しましたが、統一教会との深い繋がりが次々と明るみに出たことが原因でした。

 

 党議拘束で法案に反対はできないが、『それでも統一教会との縁は切らないぞ』という姿勢の表われに見えましたね」(政治記者)

 

 ガンジーのごとき「無拍手、不服従」スタイルの胸中はいかに――。

 

 本人に質問すると、「目的実現のため、実効性を持って運用していくことこそが重要なので、あくまでスタートラインに過ぎません。私自身も問題の解決にしっかり臨んでいく決意です」と、拍手しなかったことには触れず、“模範解答”が送られてきた。

 

 だが、山際氏の浮かない表情には別の理由もありそうだ。後援会関係者が語る。

 

「じつは、大臣辞任後から毎週、統一教会問題の謝罪行脚で地元の川崎市を訪れています。

 

 あれだけの批判を浴びたこともあり、まずは地元の支持を回復させたいのでしょう。とはいえ、たいした説明もなくただお詫びするだけで、すぐ東京にとんぼ帰りしてしまう。

 

 古参会員が会合後に食事に誘っても付き合おうともしない。あれでは地元の理解は広がりませんよ」

 

 ガンジーは死去にあたり25万人の葬列ができたほど、インド全土から支持を集めたという。

 

「永田町のガンジー」ははたして……。

 

写真・長谷川 新

( SmartFLASH )

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