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【食堂のおばちゃんの人生相談】47歳・自営業のお悩み

ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2019.11.29 11:00 最終更新日:2019.11.29 11:00

食堂のおばちゃん」として働きながら執筆活動をし、小説『月下上海』で松本清張賞を受賞した作家・山口恵以子。テレビでも活躍する山口先生が、世の迷える男性たちのお悩みに答える!

 

【お悩み/大和撫男さん(47)自営業】

 

 

 湯たんぽを使うようになってから、すこぶる体の調子がいい。友人、知人にすすめているのだが「こぼれるのでは」「お湯を沸かすのが面倒くさい」と、否定的な意見ばかりだ。古くからある文化を軽んじるのは、いかがなものだろう?

 

【山口先生のお答え】

 

 もう、大賛成です! 湯たんぽ、良いですよね。低温火傷さえ気をつければ、身体に優しい暖房器具です。ガス湯沸かし器のない時代、朝は湯たんぽのお湯を使って顔を洗ったりしたもんです。

 

 炬燵も良いですねえ。昔、冬の団欒といえば炬燵で蜜柑、眠くなったら炬燵でごろ寝でした。今は畳のない住宅も増えてますが、テーブル式炬燵も売ってるし、床暖房に比べて電気代は格安です。

 

 和服だって日本の気候風土を考えたら、似合いの衣服ですよ。真夏は35度になるような気候で、背広とネクタイ姿って、絶対に間違ってると思いません?

 

 おまけに電車もオフィスも飲食店も、全て背広姿の男性に合わせて冷房を効かせるので、女性は羽織るものを手放せないし、電力は無駄だし、浴衣で良いじゃないですか?

 

 食べ物もそうです。昔は生野菜サラダ一辺倒でお浸しは軽視されていましたが、今や有害な酵素を除く調理法が注目されて、温野菜は大人気、若い女性はバーニャカウダが大好きです。

 

 だから大和撫男さん、ガッカリしないでね。伝統文化は良いもんです。いつかきっと、湯たんぽも見直される日がやってきます。私も老後は炬燵のある家に住んで、猫を膝に載せて、手酌で一杯やりながらうたた寝したいですわ。

 


やまぐちえいこ
1958年、東京都生まれ。早稲田大学文学部卒。就職した宝飾会社が倒産し、派遣の仕事をしながら松竹シナリオ研究所基礎科修了。丸の内新聞事業協同組合(東京都千代田区)の社員食堂に12年間勤務し、2014年に退職。2013年6月に『月下上海』が松本清張賞を受賞。『食堂メッシタ』『食堂のおばちゃん』シリーズ、そして最新刊『夜の塩』(徳間書店)が発売中

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