かまいたち山内、M-1直前に『チャンピオン』聞いたのは大失敗

　12月24日、『明石家サンタ史上最大のクリスマスプレゼントショー』（フジテレビ系）に、お笑いコンビ・かまいたちの山内健司が電話で出演。決勝戦に進出した、2019年のM-1グランプリを振り返った。

　番組は、身の回りで起こった不幸な出来事をさんまに告白し、さんまが鐘を鳴らせば、豪華なプレゼントがもらえる仕組み。山内は、以前から番組のファンだったようで、「これ出られたの、めちゃくちゃ嬉しいです。大学生のときからずっと（電話）かけてました」と興奮気味に話していた。

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　山内は、自身の不幸エピソードとして、つい先日行われたM-1グランプリについて語りだした。

「僕ら、（結成）15年目で、ラストイヤーだったんですよ。最後優勝して終わりたいなっていう気持ちで。途中までトップで行けたんですけど、最後、新星のミルクボーイにやられちゃって」

　裏話として、山内は、M-1本番3日前に別番組でフォークグループ「アリス」と共演したことを明かす。

「僕は、世代的にアリスさんはちょっと上なんですけど、すごいテンション上がって。ここでアリスさんと共演できるってことは、もう何かの縁やなって、濱家（隆一）が言い出した」

　そこで、M-1本番直前、集中力を高めようと、コンビでアリスの代表曲『チャンピオン』をずっと聞いていたという。

　しかし、結果は無念の2位。山内は「終わった後に2人でネットで調べたら、『チャンピオン』って曲は、チャンピオンが若手に負けて引退する曲やった。何を聞いていたんだと。チャンピオンになる曲なんだと思って聞いてるんですよ。最後に若手に負けて引退していくっていう曲のとおりになった……」と語り、さんまも思わず「合格」の鐘を鳴らした。

　なんとも哀愁を感じるエピソードだが、その後、景品をもらうために数字を選ぶ場面では、「2番でお願いします。2位だったんで」と宣言し、見事温泉旅行券をゲットしていた。

　売れっ子のかまいたちは、休みの確保も大変だろうが、激戦を戦い抜いた疲れをぜひ癒してほしい。