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秋元康、布袋寅泰の『PRIDE』を絶賛「作詞家には書けない」

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.07.08 20:00 最終更新日:2019.07.08 20:00

秋元康、布袋寅泰の『PRIDE』を絶賛「作詞家には書けない」

 

 7月5日放送の『古舘伊知郎のオールナイトニッポンGOLD』(ニッポン放送)で、秋元康氏がある曲の歌詞を絶賛したエピソードが明かされた。

 

 古舘は最近、布袋寅泰と酒を飲む機会があり、「脱力」の大切さを説かれたという。「脱力する力」の「脱力力」として布袋は「人間、気合いは入れたほうがいいけど、気負っちゃダメ。脱力すると、昨日よりもいい自分になってるって思える瞬間がある」と話していて、古舘は感心したという。

 

 

 そんな力の抜けた作品として、布袋が作詞・作曲して後に妻となる今井美樹に提供した『PRIDE』について、秋元氏から「我々、職業でやってる作詞家には、あれは書けない」と言われたという。


 冒頭の「私は今」という日記のような書き出しに「作詞家は入らない(そういう書き出しはしない)」と言われたという。

 

 布袋はその歌詞に「自然に出てきたんですよね」と話していたことを古舘が明かしていた。

 

 秋元氏は、2015年4月14日放送の『報道ステーション』(テレビ朝日系)で、当時のキャスター・古舘と対談して、AKB48のヒット曲『恋するフォーチュンクッキー』についての秘話を明かしている。

 

 フォーチュンクッキーとは、クッキーの中におみくじが入っているお菓子のこと。20年前にニューヨークを旅行中、秋元氏が中華街で「日本人は神社でおみくじを引く。でも、クッキーを割って占うっていうのも、笑っちゃいますよね」と語っていたという。

 

 当時から気になっていたフォーチュンクッキーを20年たって歌詞にしたことに、古舘は「ずっと熟成させていたんですか?」と質問。

 

 秋元氏は「たぶん、そんなに考えていないんですよ」と返答。だが、秋元氏は「いろんなところに『付箋』を付けている。作詞家はいろんな方がいらっしゃるけれども、ボキャブラリーではないような気がするんです。僕の場合は放送作家から作詞家になっているので、目撃したものがずっと頭の中に残っているんでしょうね」と説明したという。

 

 名曲の裏にはさまざまなエピソードがあるようだ。 

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