『VIVANT』続編に二宮和也「あると思ってる」熱烈エールも「俺いなくても成立する」俳優活動の“壁”は事務所問題

　9月17日に最終回を迎えた日曜劇場『VIVANT』（TBS系）。視聴者の熱は、いまだ冷めやらないようだ。

　X（旧Twitter）上には

《今期1番面白いドラマでした！続編待ってます！》

《素晴らしい作品、最高のドラマありがとうございました。続編が本当楽しみです》

　と、続編を望む声があがっている。

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　ドラマのラストは、主人公・乃木（堺雅人）が所属する組織「別班」が連絡手段として用いる赤い饅頭が登場し、次なる展開をにおわせる演出で終わっている。監督を務めた福澤克雄氏も、ファンミーティングで「次回作があるのかよく聞かれる」と明かし、「僕は言えませんよ、みなさん次第です」としつつも、「正直いうと、僕の中では第3部まで考えて作ってる」と、その構想の片鱗を語っていた。

　そんななか、主要キャストのひとりだった嵐の二宮和也が、9月24日、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組『BAY　STORM』（ベイエフエム）で語った内容に、注目が集まっている。

　二宮は『VIVANT』の続編について、「俺は（『VIVANT』の）『ツー（2）』があると思ってる。俺が出る出ない、関係なしに」「僕は『2』ある派の人間なんで、単純に楽しみですね。どうアベンジャーズを作っていくかっていう」と期待を寄せつつ、「（出演していた）役所（広司）さん、（松坂）桃李、俺は、いなきゃいないで別に成立する」と、ドラマの内容から、自分たちの存在は『2』ではマストではない、と語った。

　この発言にネット上のリスナーからは「とっても制作者目線だった」と、冷静な分析に感心する声のほか「（二宮が演じた）ノコル様の出演も心待ちにしてるよ―」など、引き続きの出演を期待する意見が寄せられた。

「今回、あらためて、二宮さんの演技力の高さに称賛の声が上がっています。二宮さんはテロ組織『テント』のナンバー2・ノコルを演じましたが、主人公の乃木を相手に、第8話では目だけで複雑な感情を表現していました。《二宮さんの見ない演技ってマジで他に誰も見ない…凄すぎますわ》と、SNSに投稿した演出担当者がいたほどです」（芸能記者）

　ジャニー喜多川氏の性加害問題による影響で、ジャニーズ事務所がかかわる番組はスポンサー離れが加速しているとされる。それがドラマにも波及し始め、撮影の延期、ストップなどが起きている現場もあるという。

「個別のタレントも、今後の進退について考えるようになり、事務所からの離脱も始まっています。俳優として高い評価を得ている二宮さんは、海外での活動も模索していると聞きます。よりモラルに厳しい海外での活動となると、事務所が変わらない限り、二宮さんには退社という選択をせざるをえないかもしれませんね」（同前）

『VIVANT』続編に限らず、二宮の俳優生活には多くの注目が集まっている。

( SmartFLASH )