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ジミー大西「奇跡の出会い」で明石家さんまの運転手に

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2017.07.13 11:00 最終更新日:2017.07.13 11:00

ジミー大西「奇跡の出会い」で明石家さんまの運転手に

 

 何をやっても失敗ばかり。「クソみたいな人生やった」と振り返るジミー大西(53)の人生が180度転換したのは、明石家さんま(61)との奇跡の出会いだった。

 

 今年、デビュー35周年。2人の間には抱腹絶倒、呵呵大笑、半ば都市伝説と化した噓のような真実から、俄には信じがたいエピソードまで、これでもかというほどたくさんある。

 

●伝説1 “ちんちん救出”

 

 2人の出会いは、明石家さんまが人気絶頂だった1980年代半ばの「なんば花月」。先輩の出番をとちった舞台進行見習いのジミーが、ちんちんをタコ糸で括りつけられ、 階段の手すり脇に立たされていたところ、それを解いてあげたのがさんまだった。

 

「この話をすると、絶対に作っているでしょうって、誰も信じてくれないんです(笑)。けどこれは、ほんまの話です。僕からしたら、もう奇跡の出会いですわ。もしあのとき、さんまさんに会っていなかったらと思うと、ぞっとしますね。なんたって、18までは親に食べさせてもらって、その後はずっとさんまさんに食べさせてもらって、お小遣いまでもらってるんですから。親を超える親ですわ」(ジミー、以下同)

 

●伝説2 放送禁止用語

 

 吉本新喜劇の役者として舞台に上がることになったジミーだが、放送禁止用語を連発。肩を落とすジミーにさんまが、「過去は笑い飛ばせ」と救いの手を差し伸べた。

 

●伝説3 吉本退社騒動

 

 放送禁止用語事件で、ジミーのクビを宣告した幹部に対し、納得のいかないさんまは「だったら俺もやめたるわ」と宣言。

 

「放送禁止用語は、連発じゃなくて1回なんですけどね(苦笑)。でもあの1回で、もう終わったと思ったのは事実。大変だったのはそこからで。さんまさんが『だったら自分もやめたる』と言いはったときは、エラいことになった、どないしようと思って。それはだめです。そんなんなったら困りますぅ言うて、僕にクビを宣告した会社の味方になっていましたから(苦笑)」

 

●伝説4 半年かかったギャグ

 

 台本や長い台詞が覚えられないジミーに、一発芸を仕込むことにしたさんま。
「ジミーちゃん、やってる、やってる?」
「やってる! やってる!」で人気爆発。


 その後も「お前も頑張れよ!」「エクスタシー!」とヒットを連発したが、ひとつのギャグを覚えるのに半年かかった。

 

●伝説5 運転中に、やってる!

 

 車の運転中、さんまに「ジミーちゃん、やってる、やってる?」とふられたジミーは、思わずハンドルから手を離し、「やってる! やってる!」とリアクション。驚いたさんまが、「ジミー、ハンドル、ハンドル!」と叫んだ。

 

「いま思えばですけど、あのタイミングでやってる、やってるを出さはったというのは、さんまさんのなかで、ある程度イケるやろうという計算ができていたんだと思います。いつでも3つ先、4つ先まで考えている人ですから。

 

 で、やっているうちに僕も自信がついてきて。何やってもイケると思い込んでしまったんです。そう思ったときが、転落への第一歩なんですけどね(苦笑)。何やってもイケるなんてことは絶対にないですから。あのとき、中途半端に売れて失敗したなぁって思ってます(笑)」

 

●伝説6 2週間で免許取得のはずが……

 

 さんまに、運転手にならないかと誘われたが、このときジミーは免許を持っていなかった。だったら、2週間で免許が取れる合宿制の教習所があるから行って来いと送り出されたが、筆記試験に通らなかったため卒業できず、落ちるたびにさんまにお金を送ってもらうはめに。当時、さんまは、「もう1台、車が買えたわ」と怒っていた。


●伝説7 バックオーライ

 

 さんまが車を運転中、バックするから後ろを見ておくように頼むと、ドーンとぶつかっても、ジミーはオーライオーライと言いつづけていた。

 

●伝説8 頭のいいゴリラ

 

「人間と思ったら腹も立つけど、頭のいいゴリラだと思えば腹も立たん」(byさんま)

 

●伝説9 朝寝坊偽装事件

 

 さんまに、7時に起こしてやと言われていたジミーが朝寝坊。慌てて部屋の時計と送迎する車の時計の針の両方を5時まで戻したが、東京駅についたとき、時間はすでに昼。さんまに、「どっちが間違っているんや!」と怒鳴られた。

 

●伝説10 さんまの運転手時代に、料金所で車の窓を開けるのを忘れて、手を窓に思いっきりぶつけて骨折してしまった。

 

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