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八村塁の痛烈“バスケ協会批判”が物議…パリ五輪のプレーにファンからは「チームをぶっ壊した」本人に厳しい声も

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2024.11.16 11:49 最終更新日:2024.11.16 11:49

八村塁の痛烈“バスケ協会批判”が物議…パリ五輪のプレーにファンからは「チームをぶっ壊した」本人に厳しい声も

物議をかもしている八村(写真・共同通信)

 

 現在、日本人選手としてただ一人NBAと本契約を結び、日本バスケットボール界の至宝でもある八村塁(レイカーズ)の日本代表への発言が反響を呼んでいる。

 

 発言したのは日本時間11月14日、本拠地で行われたグリズリーズ戦後のこと。この試合八村は先発出場し、19得点7リバウンド3アシストの活躍。チームも128ー123と勝利し、本拠地6連勝を飾ったことで饒舌になったのかもしれない。言葉を選びながらもバスケットボール日本代表についての思いを口にした。

 

「僕としてはあまり言いたいことではないんですけど」と前置きした上で、驚くような言葉が飛び出した。

 

「日本代表としても僕もずっとやってきてて、今まで思ってる中で、ちょっと日本代表のやり方というか、そういうところがあまり僕としてはうれしくないところがあって。

 

 日本代表としてやってる中で、チームもそうですし、僕もNBAでやってる中で、強化というか子供たちのためとか、そういう日本のバスケを強くしていくために、こうやってきている感じは僕はあったんですけど、やっぱり日本代表の中でその目的じゃなく、やっぱりその、少し僕が思うに、お金の目的があるような気がするので。そういうところではやっぱりもうちょっと……」

 

 こういって、協会と代表のあり方について苦言を呈した。

 

 

 また、批判の矛先はホーバス日本代表監督にも向けられた。同監督は、東京五輪でバスケットボール女子日本代表チームを史上最高の銀メダルに導いた名将だ。だが、男子代表の監督に就任したパリ五輪本大会では3連敗。それでも続投が決まっていた。

 

 これについては、「日本代表にふさわしいコーチ」「男子のことを分かっている、プロとしてやっていた、プロとしてもコーチをやったことがある人に、コーチになってほしかった」と痛烈に批判した。続投に関してもハッキリと「残念です」との言葉を残した。

 

 いくら八村が突出した選手とはいえ、協会、代表監督批判は、まさに“掟破り”の発言だ。当然、反響は大きかった。Xには、《よく言ってくれた》と彼を擁護する意見もあるが、八村を批判するコメントも多数投稿されている。特に目についたのは、パリ五輪での彼のプレーを掘り返す声だ。

 

《八村不参加の中でオリンピック自力出場を決めたチームとそのヘッドコーチ オリンピック本番だけ現れて不必要なテクニカル2発で試合とチームをぶっ壊したトッププレイヤー》

 

《五輪の時も八村くんがいない方がチームワーク良くみんな楽しそうにやってたし、いるとむしろ邪魔そうだった。偉そうに後から来て全然フィットしてなかったよね。》

 

 こうした様々な意見があるが、間違いなく言えるのは現在、日本バスケット界は史上最高のタレントぞろいだということ。八村をはじめ河村勇樹がNBA本契約の門を開け始めようとしている。昨季までNBAプレーヤーだった渡辺雄太もいる。若手のなかにも高身長で有望視されている選手が多数いる。

 

 しかし、“内紛”や“批判”が続くようでは、史上最強の代表チームを作ることはできない。そして、このままなら八村が代表チームに合流することもないはずだ。

( SmartFLASH )

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