エンタメ・アイドル
「亡くしちゃってるから」有吉弘行、話題の“10年密着番組”神妙な面持ちで語った「竜兵会」の絆に視聴者が感涙
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.11.29 13:11 最終更新日:2024.11.29 13:11
11月27日に、TBS系で『淳×ジュニア×有吉 40歳-50歳〜10年観察〜』が放送された。
通常の同局系では『水曜日のダウンタウン』が放送されている時間帯だが、その藤井健太郎プロデューサーが10年前に企画した『10年観察』はその名のとおり、「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳、「千原兄弟」の千原ジュニア、そして、有吉弘行の3人に10年間にわたって密着するという前代未聞の番組だった。
放送前から有吉の50歳の誕生日を祝う映像で、結婚した2021年に芸能界を引退した妻・夏目三久さんの「肉声」が聞かれたことでも話題になっていた同番組。
【関連記事:有吉弘行 上島竜兵さん死去でも休まず“レギュラー13本”気丈にふるまう姿勢に応援相次ぐ】
さらに、有吉が放送終盤で発した言葉もまた大きな話題になっている。
「それぞれの40歳から50歳の誕生日などにスタッフが密着した映像やインタビューが1年ごとに流され、それについて、3人が振り返るという内容でした。50歳までの映像を振り返り、番組終盤で進行を務めたフリーアナウンサーの枡田絵理奈さんから『10年間でやってよかったこと、よくなかったこと』という質問が3人に投げかけられました。
有吉さんは多忙な時期の自身の余裕のなさを振り返り、そこから変われた要因が“家族の存在”だったとして『結婚してよかったと思います』と語っていました。
また、淳さんやジュニアさんが毎年のように誕生日会を開いていたのに対して、有吉さんは一人で誕生日を迎えることが多かったためか『仲間が少ないな』と振り返り、『上島(竜兵)さんも亡くしちゃってるから。ちょっと(ほかの2人は)仲間が多いなと』と羨む場面があったんです。その前にも『あんまり働きすぎちゃダメだなと思いました』と、神妙な面持ちで話していました」(芸能記者)
有吉といえば所属事務所の先輩である「ダチョウ倶楽部」の上島竜兵さん(2022年没、享年61)と親しく「竜兵会」の一員として有名だった。
そのため、有吉から思わず出てきた上島さんへの思いに対して、X上では感動を覚えたという声が多く聞かれている。
《2人に比べて仲間がいないの流れで「上島さんも亡くしちゃってるから」は結構グッときたなー、、、 また泣きそうになってしまった》
《有吉が上島さんを亡くしたって言ってるのを見て涙目になってしまった。夏目ちゃんと結婚して子供できて幸せって思ってたけど、上島さんを失ったのは大きいもんね》
《自然なトーンで「僕やっぱ上島さんも亡くしちゃってるから」は、ちょっと胸にきてしまった》
上島さんの逝去は多くの人に衝撃を与えたが、なかでも有吉にとっては悲しい出来事だったはずだ。
「有吉さんは、上島さんが亡くなった直後の自身のラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN)では、涙で言葉を詰まらせながら、追悼していました。同番組の新年最初の放送には、上島さんが出演するのが恒例になっていましたからね。
また、2023年に『NHK紅白歌合戦』で初めて司会を務めた際には、本番直前にNHKで上島さんとの関係を振り返るインタビュー番組が放送され、そのなかで、有吉さんは『僕が何かいいこと、嬉しいことがあったら、必ず上島さんが電話をかけてくれてたんで、電話が震えるたびに上島さんから電話がかかってきたんじゃないかって何回か確認したりとか』と、逝去後に『紅白』の司会が決まったときも上島さんを思い出したことを明かしていました。
毒舌で知られている有吉さんですが、上島さんへの思いについては、いつも素直に明かしている印象です。2人の交流や思い出を知っているファンも多く、今回の発言でも感慨深いものを感じたのでしょう」(前出・芸能記者)
上島さんも放送を見て“聞いてないよ”と驚いているかもしれない。
( SmartFLASH )